こんにちは。一応、二年生には進級できます楓です。
そろそろ前期試験の時期です。新生活すべく準備中の学生も多いはず。
大学ではパソコンが必携のところも多いです。特に理系は多用します。
今回は大学生向けにパソコンの選び方とお勧めパソコンの紹介をまとめましたのでどうぞ。
大学推奨パソコンは選ぶべきでない
推奨パソコンは選ばないほうが無難です。ぶっちゃけぼったくりです。
広島大学の推奨パソコンを例に挙げて説明しましょう。
あまりこういうことを言っていると同胞に消されそう。
安価であれば生協で買うのもありですが、大抵の場合は価格も割高で性能過剰です。
普通に家電量販店やネットショップで購入した方が安く済みます。
更に広島大学の生協の場合はパソコン講座や周辺機器がセットになってついてきます。
なんと周辺機器を総合しても値段に届かず、ほとんどがパソコン講座に消えていきます。
パソコン講座も詳しい友人に聞いたほうがましなレベルの内容しかしないらしい(友人からの伝聞)なので意味がないと思いますけどね。
こういうことを言って後ろから刺されないかが心配です。
余談
生協パソコンは四年保証が付けられることが多いです。
電気屋のパソコンだと三年保証までの場合があるのでその点では有利です。
ただし専門店なら4年保証のオプションは必ず備え付けてあるので意味があるかは疑問です。
例えばパソコン工房なら四年保証を15%で付けられます。
新入生のパソコンの選び方
一応、広島大学を例に挙げて説明しますが、他でも大して変わることはありません。
入学までにご用意いただくノートパソコンの必要条件
ソフトウェア要件
- OSは、WindowsまたはmacOSのいずれかで、入学時点においてサポート有効期限内であること。
- 以下のアプリケーションが軽快に動作すること。
Microsoft Officeの最新版,ウイルス対策ソフトウェアハードウェア要件
- 無線LAN(5GHz帯対応(対応規格にIEEE802.11aまたはIEEE802.11acを含む))を有すること。
- バッテリ駆動時間は、8時間以上を目安とすること。
大抵の大学ではこの程度です。
無線LANはノートパソコンで搭載していないことはまず無い上、後からUSB接続もできるので気にしなくてもいいでしょう。
バッテリーは新品かつゲーム用でなければ大抵8時間以上持ちます。
公称値が併記されているので見ておくと安心です。
ノートかデスクトップか
OR
大学生は授業中の使用、家と研究室の行き来などで頻繁に持ち運びをします。
デスクトップパソコンでは持ち歩きが大変です。更に電源のないところでは使えません。
ノートパソコンを選びましょう
余談
ゲームや動画編集では一般的なノートパソコンは性能不足です。
ゲーム用のノートパソコンは重いので大学での普段使いに向きません。
お金は倍近くかかりますが、ゲームや動画編集をする方はデスクトップを家に置いての二台持ちがベストでしょう。
パーツ別の選び方
構成によって値段は大きく変わります。
ちなみにパソコンにおいては高ければ高いほどいいということはあり得ません。
例えば電気屋の一般向けのパソコンではテレビ機能や不要なソフトがたくさん入っている場合もあり、当然のように値段に反映されています。
何もなければ5万で済むパソコンが10万で売られていることもあるのです。
悲しい現実ですが、仕方がありません。
以下のパーツの選び方にゲームや動画編集は考慮していません。
大学生の授業、文書作成や実験に使うことを想定しています。
CPU
パソコンの頭脳に当たる部品です。値段にダイレクトに反映されます。
Intel社のCPUが主流なので、Intel社のシリーズをもとに説明します。
基本的には上に行くほど安く低性能、下に行くほど高く高性能です。
→性能悪すぎて使い物にならない
Celeron
→安いノートに多い
Pentium
→学校で使うなら最低ライン
Core i3
→文書作成では十分
Core M
→i5やi7の低電力版
Core i5
→安心かつ最適(オススメ)
Core i7
→性能も値段も高い
Core i9
→i7を更に凌ぐ最高性能
Xeon
→一般人は必要ない(例外)
個人的にはCore i5がおすすめです。
4年間使うものですし、少しくらいお金を出していいものを選ぶべきです。
Core MはCore i3とCore i5の中間くらいという認識でいいと思います。
性能の代わりに、バッテリーの持ちが良くなる傾向にあります。
Core i7以上はお勧めしませんね。普通の大学生ではその性能を生かしきることはほとんどありません。
Xeonはかなり特殊なのでわかってる人以外は選んではいけません。
メモリ容量
メモリは机の広さにたとえられます。
例えばブラウザを開きながら文書を作成するときにはメモリが多いほど有利です。
メモリ速度などの規格が様々にありますが、増設を検討しているとき以外はあまり気にしなくても大丈夫です。
→論外、少なすぎる
4GB
→必要最低限
8GB
→安心かつ最適(オススメ)
16GB
→大学生にはオーバースペック
4GBが多く売られていますが、ブラウザだけやワードだけならともかく同時作業すると足りなくなります。
文系なら4GBでもいいかも。理系は8GBをお勧めします。
16GBはノートパソコンならまず不要です。
画面サイズ
画面が広いほど多くの作業ができます。
小さいととても見づらいですが、大きいと重くなります。
→B5サイズ以下、持ち運びがしやすい
~13インチ
→A4サイズ程度、重さと大きさのバランス(オススメ)
~15インチ
→A4サイズ以上、少し重いが作業しやすい
15インチ以上
→据え置き前提、持ち運びはほぼ考慮していない
大きいノートはどうしても場所をとるし通学時に不便です。
11~15インチくらいが適切なのではないでしょうか。
余談
どうしても大きい画面が欲しいなら家にモニターを設置すればいいのです。
1万程度あれば20~24インチくらいまでのモニターが買えます。
大抵のノートパソコンは外部出力を一つは備えているので、ニ画面にもできます。
家ではニ画面、外では一画面で操作。賢くてコンパクトです。
記憶装置
記憶装置はデーターを保存する部品です。
主にSSDとHDDの二種類があり、方式が異なります。
HDDは回転円盤にデーターを記録するため安く作れます。
SSDは半導体メモリにデータを書き込みます。読み書きがとても早く作れます。
→容量辺りの値段が安いが衝撃に弱くバッテリー持ちが悪い
SSD
→読み書きが早く、衝撃にも強くバッテリー持ちが良い
SSHD
→HDDの読み込みを早くしたもの
ストレージはHDDを選ぶのではなくSSDを選びましょう。
一応書きましたがSSHDのことは忘れてください。
壊れにくいといというのもありますが、やはり動作速度が重要です。
読み書きが速いので、HDDだと時間がかかりますが、SSDなら一瞬で起動します。
容量は適度に選びましょう。どうしても大きくすると値段が上がります。
容量は最低でも120GB以上あると安心です。
(写真や音楽、動画を保存しないなら120GBでも大丈夫です)
データーの保存は大学のクラウドサービスや、外付けHDDに保存すればよいのです。
持ち運ぶパソコンに全部データーを入れるのはあまりよくありません。
光学ドライブ
ブルーレイドライブやDVDドライブを搭載したパソコンが昔は主流でしたが、今は搭載していないこともあります。
昔はこれが無いと困りましたが、今は無くても何とかなります。
どうしても必要ならUSBでの外付けができますし、そこまで高価なものではありません。
わざわざ付属するモデルを選ぶ意味はありませんのであまり気にしなくてもいいでしょう。
Microsoft Office
文書作成ソフト「Word」、表計算ソフト「Excel」、プレゼンテーションソフト「PowerPoint」は必須のソフトです。
でも、これらはとても高く3万くらいします。
しかし、大学側が包括ライセンスを取得していることが多く、学生が購入する必要はないことがほとんどです。
社会人になっても使いますが、その時に購入すればいいのです。
どうせ大学を卒業するときにはまた新しいバージョンが出ているのですから。
まれに包括ライセンス契約をしていない大学がありますのでその場合は購入が必要です。
その場合は月額課金のOffice 365かOffice Home and Businessを選んでください。
廉価な「Office Personal」にはPowerPointが含まれていません。
OS
パソコンのOSには主にMacとWindowsがあります。
Macは洗練されたデザインで高価ですが、一定の性能がありとりあえず買っておけばスペックは満たされます。
Windowsは現在の多数派で様々な種類があります。
個人的には大学生の間はWindowsをお勧めします。
Macが悪いわけではありませんが、必要もないのにMacを買う意味はないです。
Windowsじゃないと動かないソフトも多く、Mac使いは少し不利になります。
なお、一部の大学はMacかWindowsかを指定していることもあるのでその場合はそちらに従いましょう。
余談
もしかしたらChrome OSなるものを見かけるかもしれません。
安い上にスペックもよいことがあるので良さげに見えますが、Google Chrome以外のソフトが動かないので選ばないほうが無難です。
購入場所を選ぼう
一部アフィリエイトリンクですので嫌な方は直接検索を掛けたほうが幸せになれるかもしれません。
もしここを見て購入するスペックを決めた方がここから購入していただけると楓が喜びます。
個人的に、日本の専門店でないメーカーのパソコンは好みではないので紹介していません。
家電量販店へ行ったらむしろ其方しか置いていないので其方がいいという方は其方へ。
専門店
パソコン工房
全国単位で展開しているので超有名です。サポートに力を入れている気がしますが、サポート料金は高めかと。
PIPという月額会員があります。過保護すぎるくらいサポートで優待を受けられるので何もかもわからないという方は入っておいてもいいかもしれません。
サポート関係が高いので少しでも知識がある人にはぼったくりに見える。
ちなみに広島大学の近くにはパソコン工房の店舗があるので、保証とかの手続きが楽です。
ドスパラ
何故かアフィリエイトでごり押しされてる気がする。パソコン工房より少し安いくらい。
同業他社なのでお互いに見張っているのか似たような構成が発表されることもしばしば。
店舗が少ないのと、一時期倒産寸前になりかけたのが気になるところ。
フロンティア
一部のヤマダ電機で実機が見られます。
マウスコンピューター
パソコンの専門店としては老舗です。パソコン工房とは持株会社が同じだったはずですが、サポートなどは別々ですのでご注意を。
全体的にパソコン工房のほうがゲーマやクリエイターなどのコアなユーザー向けな気がします。
マウスコンピューターではスティックパソコンなど一般向けのパソコンを安く買えます。
ネットショップ
DELL
https://www.dell.com/ja-jp
海外の大手。とにかく安い。楓のノートパソコンはDELL製。
構成がすべて記録されているので同じ構成のパソコンを瞬時に生産して送ってもらうこともできる。
法人モデルがとても強く、バリエーションも豊かで割引も度々行われている。
Lenovo
海外の大手。旧IBM。法人向けが多いかな。
ThinkPadは改造しやすいのでコアなファンが多い。
楓はThinkPadがあまり好きではないけれども、他の機種は割と好み。
ASUS
いつも読み方で戦争になる。公式にはエイスース。楓はアスースかエイサスと呼んでいる。
マザーボードなどが有名だけれどもノートパソコンも作っている。極端なハイエンドからローエンドとバリエーション豊か。
ノートパソコンは薄くて軽いのが多い。
amazon
云わずと知れた大手通販サイト。当然パソコンも取り扱っています。
Apple、Microsoftのパソコンはこちらでもいいかもしれません。
apple
カスタマイズされたMacを買うなら事実上ここ一択。
学生向けの割引なども行っているほか、整備済み中古(返品や初期不良交換品を修理したもの)も販売しているのでたまにのぞいてみるといいかもしれない。
Microsoft
SurfaceというMicorosft謹製の高級品を扱っている。Windowsにおける事実上の頂点。
Macbookなどと対を為す存在でもあるが、高い。
まとめ
最終的には好みの問題ですが、ひとまず紹介しました。参考になってくれれば幸いです。
ある程度相談をいただければ返信しますので、コメント欄もご活用ください。