まず初めに、今日以降の当分の目標は
「物理学を勉強できるサイトの一つになること」
です。
以下、しばらく持論が展開されますので要点だけ教えろって人は飛ばしてください。
何故か嫌われる高校物理
個人的な意見として、多くの高校生は物理を嫌っています。
(ここでいう高校生は文系、理系両方です)
物理の時間に寝ている人の割合、定期考査の平均点を見れば明らかでしょう。
私が考える原因としては
- 計算が難しい
- 暗記で勝負できない
- 役に立つ気がしない
- 面白くない
- 複雑に考えすぎ
- 理解するまで時間が掛かる
- 数学の文章題とは違う考え方が必要とされる
- 数字ではなく文字で答えが出るので正解か分からない
- x0、x1の様に同じ文字が紛らわしい
- 電流 I(A)、仕事 W(J)、電力 P(W)のように単位と記号との区別ができない
- 高校物理では微分積分を利用しない
- 先生が嫌いな人だった
こんなところでしょうか。
因みに楓は”物理学”が好きです。が、”高校物理”は嫌いです。
上のリストにもありますが「面白くない」、「微分積分を利用しない」という二つが大きな理由ですね。
入試問題のためなのかただただ計算を面倒にしてみたり、突然公式が出されてこれは事実なんだと云い張ったりされるのでやる気も削がれます。
好きでないのに得意になる人はほんの一握り。結果的に嫌いな人が増えるのでしょう。
後ろから始める物理学
もし。あなたが高校生で、定期考査の物理で赤点を取ったとします。
たぶん、多くはこう思うでしょう。
「高校物理なんて嫌いだ! 向いていない」
ではもしここで、「高校物理が嫌なら大学物理をすればいいじゃない」と言われたらどう思いますか?
「高校物理も理解できないのに大学物理なんて不可能だ」
多分、多くの人は、「基礎を階段のように積み上げていく」と云った旨の言葉を聞かされて育ったと思います。
「アルファベットも分からない人が英作文なんてできるはずがない」という意見には説得力がありますね。
でもしかし、楓は積み上げる勉強にはいつも失敗してきました。
何故か?
面白くないと思って途中で投げ出すからです。終わりがどこなのか分からないからです。
引っ張り上げる勉強
そこで私は考えました。積み上げられないなら、先に登ってしまえ。土台なんて後から作ればいい。
最初に難しい問題を解いて、必要な知識が無いならその都度用意する。
それが私の勉強スタイルです。
高校物理なんてやめて物理学をしよう
上では大学物理と表現しましたが、大学物理といっても量子学や宇宙論にいきなり入るわけではありませんよ。
古典力学を先に始めます。高校で省略される解説、導出、近似が成り立つ理由を説明してから物理学を解説していきます。
まとめ
- 高校物理は面白くない
- 物理学を勉強しよう
- 積み重ねなど不要、上から引っ張り上げろ